デザイナーズマンションは建築家の個性が反映されるもの。また時代性も大きく作用するかもしれない。ただし忘れてならないのは、流行に左右されないデザインが、住む人の世界を広げてくれることであろう。 |
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長年勤めた会社を退いて、いよいよ自分の時間をより大切にできる歳になった。「好きなものだけを詰め込んだ部屋で過ごす」引退したら、これがやりたかった。そのためには、部屋に余計なものなどいらない。基本的に1人での時間が多いので、ワンルームで十分なのだが、学生アパートのような部屋では趣味を満喫することはできない。
そう考えていたとき、 運命的な部屋に出会うことができた。長年ためてきた書籍やレコード、そしてDVDタイトルの数々。それらをすんなりと収納できるデザイナーズマンションだった。
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広いワンルームの目黒アスコットは、自分のコレクションをいかにレイアウトするか。そんな楽しみをかきたててくれると直感的に思った。
壁際にはブックシェルフを並べて本やレコード、CD、DVDなどを収納し、レコードプレーヤーや5.1CHのオーディオスピーカーをフロアの角に配置する。中央にはソファを置いてホームシアターが完成。お気に入りのコルトレーンをターンテーブルに載せてサックスの鳴りがいつもと違って響いてくる瞬間を味わった。 |
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近頃では友人を招いて、昔の音楽の話や最近はじめた趣味の話などを自慢しあうこともしばしばある。ときには盛り上がった話の延長線上で、そのまま話題の場所へでかけてしまうこともある。なにしろここは目黒。環七や山手通りにも近いし、車でどこへ行くにも便利だから、大人の都市生活を存分に楽しめる。
駐車場は建物の半地下にあり、すぐに出掛けることができる。しかも専用のトランクルームがついているので、ゴルフバッグやスキーの板などを収納して、いつでも積み込めるようにしている。子供がえりのような生活はまだまだ続きそうだ。 |
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